- 2008-10-10
- お気に入りツール
ドキュメントをWEB上で共有するサービスがいくつかありますが、
このサービスがどの程度の需要があるのか、そして今後成功するのかについて考えてみました。
ドキュメント共有サービスとは?
パワーポイントやワード、PDFなどのファイル形式となっている書類が対象で、
サイト利用者が自由にアップロードし共有、閲覧できるサービス。
基本的にはファイルをダウンロードせずともFLASH技術を用いて閲覧できる。
従って、PDF文章はADOBEREADER、エクセルはMSEXCEL等の専用アプリケーションが不要である。
代表的なサービス
Hot.Docはの開発コンセプトは、
【Hot.Docs誕生の背景】
創業者の二人(山本雄貴、羽賀聖吾)は、学生時代に自分たちの研究を進めるにあたって数多くの先行研究論文をインターネット上で探す場面がしばしばありました。
し
かし、求めている論文をネット上の膨大な情報の中から探しあてることは、なかなか困難であり、そもそもワードファイルやPDFファイルなど、文書形式の
ファイルを探すことだけでも簡単ではないということが実体験でわかりました。更に、ネット上で落ちている文書ファイルは、その都度ダウンロードしてビュー
アーソフトを起動しなければ内容を確認することが出来ないという煩わしさもあり、参考資料を集めるだけで膨大な時間と労力を費やさなければなりませんでし
た。
とあります。
つまり、
①ファイル形式の制限により、論文の検索に労力がかかる
②ファイルごとにビューワーが必要であり、ダウンロードし閲覧するまでに時間がかかる。
この2点の不満を解消するために生まれたサービスです。
この不満を解消する技術が「FLASH」です。彼らはこう指摘しています。
これらの問題点を、何とか解決できないかといろいろ考え、調べていた時に、macromediaが提供している「Flash
Paper」という新しい技術に出会いました。Flash
Paperとは、印刷可能の様々な形式のファイル(ワード、エクセル、パワーポイントなど)ならば、何でもFLASHに変換することができるというもので
す。この技術を応用すれば、専用のビューアーソフトを起動することなく、ファイルの内容を確認することができることを知った私たちは、この技術を使って、
新しいウェブサービスを開発することを思いつきました
FLASHを利用することで、PC環境に依存しない文章閲覧のプラットフォームが出来上がると。
必要とするファイル(文章)を探すサーチタイムと、見つけた後に閲覧するまでの時間、この2つをファイルのデータベース化とFLASH技術で解消したいというコンセプトです。
つまり、WEBを念頭において創られたHTML文章ではなく、オフラインで利用されるような文章を探す人に、FLASH技術を用いたデータベースを、無料で提供するサービスといえます。
では、次に競合は誰なのか?
このサービスに代替できるのは、検索エンジンです。
恐らく検索エンジンで検索するのに労力がかかったから生まれたサービスですが、
インターネット上にあるファイルは検索エンジンでカバーできます。
では、どこで差別化できるのか?
情報を欲しているユーザーが、検索エンジンではなくドキュメント共有サービスを使う利点はいくつか
あると思います。
①情報が精査されている
HTMLで書かれた記事は、原則として不特定多数向けです。
しかし、元はPDFであったりプレゼン資料であった文章をウェブに引き上げたわけですから、
特定の人間に特定の目的で書かれた文章ということです。
匿名性から付随する情報の信憑性は高いといえます。
②図書館である
このサービスは、図書館に似ています。
図書館とインターネット上の情報の差は、分類性です。
うまく分類されればされるほど、価値はあがると思います。
③情報の発信の場
サイトを立ち上げて、あるいはブログで文章を書くよりも、
書き手としては、ある一定のトラフィックがほぼ保証されていれば、検索エンジンに登録されるより
利点はあるかもしれません。
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