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ちょっとまった!古館アナ、それは釈明とは言いません。

先日(6月9日)、報道ステーションの古館アナが、自民党からの抗議に対して謝罪・釈明を行いました。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=ZLbpdPJwzyg]

事の発端

3日の自民党役員連絡会前に出席者が談笑するVTRを流した上で、古舘氏が「よく笑っていられますね。偉い政治家の人たちは」とコメントしたことを自民党が問題視した。

自民党の対応

自民党は、テレビ朝日「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスター(53)が後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に絡み「国民に誤解を与える発言をした」として6日までに、同局側に抗議した。さらに、党役員会などの撮影や記者クラブの会見取材の禁止を通知。

謝罪内容(VTRを文章化)
このVTRの後です、え~スタジオに来て、カメラが私をとらえて、私は「よく笑っていられますね、偉い政治家の人たちは」と発言をしました。それに対して自民党から抗議が来たわけです。

確かに今ご覧頂いた自民党の党役員連絡会の映像は、放送の前の日の模様であります。そして開会前の雑談風景であり、後期高齢者医療制度について話し合って笑っている映像ではありません。したがって自民党はそれが名誉毀損にあたると、いう風に抗議しているわけです。もし、そのように受け取られた視聴者の皆様方がいらっしゃるとすれば、それは私の本意ではありません。

私が発言した意図というのは、今、国政全般にわたって政治家の人達が笑っていられる局面など何一つない。多くの国民を痛めつけるような、結果長きにわたる政治の無策、そして、果たして本当に血の通った政策・施策を行っているのか、さまざまな問題に対して真摯に対応しようとしているのか、その一点を申し上げたかっただけであります。

かく言う私も、大変未熟です。この番組が始まって以来、多くの視聴者の方からお叱りの言葉を頂き、それを糧に成長させて貰ってきたと思っております。これからもそれで成長して行くんだという風に思っております。私たちメディアも、確かにさまざまな反省点があります。おおいにあります。

しかし、この局面にあって、政治も私たちメディアも、ここは一つになってですね、国民にとってまず必要不可欠な政策、具体的なアイデア、国の方向は何なんだ、ということをですね、前向きに一緒になって考えていくべき局面ではないでしょうか。皆様方は、どうこれに関してお考えになりますか。

この問題発言と謝罪のメカニズムは、「談笑映像→古館怒り→自民党怒り→古館謝罪」です。

古館氏が怒ったのは、談笑映像が「後期高齢者医療制度」に関連する映像だと思ったから、なはずです。

しかし、古館氏は「そうではない、政治家全体に向けて笑ってる場合じゃない」と言いたかったそうです。

あの談笑映像→怒りは明らかで、それを認めない古館氏。談笑映像内容=後期高齢者医療制度内容と誤認識してしまったという謝罪かと思った人が大半ではないでしょうか。

謝罪ではなく、政治家全体へむけたメッセージだったというどんなロジックでも到達し得ないであろう場所まで飛躍してしまいましたね。

政治家はいつでもどこでも、緊張感を持って笑っている瞬間なんか無いんだ!というメッセージ。

そのメッセージのまえに、あの映像を何の脈略も無いタイミングで流してしまったことを謝罪するべきだったかもしれないな。

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