月曜日 , 10月 23 2017
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グルーポンの勢いはとまるか?

グルーポンサービスが、日本において注目を浴びるようになったのは今年に入ってからだ。

上の表は、「グルーポン」というキーワードがGoogleでどれくらい検索されているかをグラフ化したもので、今年の夏前から急激に検索数が増加したことがよくわかる。

さて、このグルーポンサービスの総本山「グルーポン」、本国アメリカでは2年ほど前からあるサービスで、過去のビジネスモデルで最速のスピードで成長している企業だといわれている。


グルーポンは「グループ」と「クーポン」を組み合わせた名前で、ネット上の消費者に大幅に値下げした製品やサービスを提供する。

宣伝文句は至ってシンプルであり、「早く申し込みましょう!応募締め切りはあとわずかです」だ。しかし、そこにプラスされるのが「ただし、申し込み数が一定以上にならない場合、売買は成立しません」という宣伝文句だ。

この申し込み数の下限設定がミソなのであり、この下限設定のおかげでリスクを極力抑えた形で中小企業はマーケティング予算をこのグルーポンに投下する。ただ、下限設定があるからだけではなく、グルーポンはただのクーポンと違う部分は、「キャッシュフロー」にもある。

通常、サービス業では生産と消費は同時に行われ、かつキャッシュインも同じタイミングである。しかし、このグルーポンを利用すれば、キャッシュインが前倒しされ生産と消費はキャッシュイン後であるため、中小企業にとってはただのクーポン発行に比べて、魅力的なキャッシュフローが出来上がる。

通常のクーポンでは、掲載料は有料で先払いが原則で、かつクーポンを持参してサービスを提供するタイミングでキャッシュインであるから、それに比べれば天地の差がある。

当然、定価の半額以下程度で商品・サービスを販売するわけで、グルーポンを利用する企業は収支が合わない可能性もあるが、短期的な売り上げ増加と魅力的なキャッシュフローが利用するモチベーションになる。


だがしかし、継続的な顧客獲得にどれくらい寄与するかは別問題だ。飲食店のような店舗にとっては、グルーポンで提供するメニューは当然料理であり、当然それを食べにくる。しかし、それ以外の品を注文しなかったり、次回以降、正規料金で食べたくなるのかというのが問題である。1度1000円で食べれた商品を3000円で食べるというハードルは非常に高いはず。


となると、グルーポン企業は1度使って、その後数ヶ月様子を見ればグルーポンが効果的なのかは正確にわかるはずだ。

グルーポン社の早い段階での海外展開と、加速度的な成長は、まるで企業側が1度しか使わないであろことを、わかっているからのように見えて仕方ない。


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