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iphoneアプリの失敗例「食べログの有料化」

カクコムが運営するランキングとクチコミのグルメサイト「食べログ」が9月10日にアップデートされた。

このアップデートでは、基本機能の拡充もさることながら、有料版(プレミアムサービス)を設けた。


このプレミアムサービスの設置によって、いまやアプリ評価では★1つにまで落ち込んでおり、非難殺到である。

理由は、有料化へのシフトである。


しかし有料アプリという点が気に入らないわけではなさそうだ。

iphoneアプリ市場において、無料アプリは約25%に過ぎず、有料アプリは異色のアプリではない。

(蛇足ではあるが、とはいえアップル社の売上のアプリ販売比率は10%程度だろう)


今回の事態では、どのような批判があるのか。非難の的を精査すると大きく2つに分けられそうだ。


1.月額課金(315円)という価格設定への批判

まず、月額315円という課金はi-modeやauなどのキャリア公式サイトの課金形態と同じであり、キャリア課金市場と同じ価格設定はiphone市場では成り立ちづらい。ガラパゴス携帯から脱却したユーザーにとっては、キャリア課金に便乗した価格設定が気に入らない。


2.無料機能が有料化されたことへの批判

今回、有料化されたのは追加機能部分が大半である。したがって、通常利用には何ら差し支えない事が多い。しかし、1点だけもともと無料機能だったものが有料化された。それが「検索結果の点数順での並び替え」である。

これは、CGMの根底にある情報データベースをどのように閲覧するかという点である。無料版では注目順でしか表示されず、まるで広告出稿企業が上位表示されるように見える。

しかし、このデータベースの根底にあるのは、ユーザーの書き込みではないだろうか?ユーザー自身が書き込んで、それをソートするのにお金がかかる。それが気に入らない。


いずれにせよ、有料化すること自体よりも、有料化の方法が受け入れられなかったようだ。

旧無料版はそのまま継続され、付加価値機能に対して課金されるのであれば★1つなどという酷評は無かっただろう。

月額課金についていえば、買い切りが今のスタンダードなだけで、新しい方法を取り入れた事は評価できるだろう。


基本機能は無料で提供し、追加機能で課金するという「フリーミアムモデル」の典型であるが、少し見誤ったか。












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