月曜日 , 12月 11 2017
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労働はコモディティ化する

最近、労働のコモディティ化が進んでいるという。今に始まったことではないが、労働派遣業や介護・保育業では顕著だ。

コモディティ化というのは、端的には価格しか差がないということ。労働者でいうと、給料・時給しか差がないということ。差が無いと思うのは、製品でいえば消費者であり、労働者であれば利用者・経営者側である。

個人は個性を叫び、企業は差別化を叫ぶのではあるが、どうしてもコモディティ化は避けられないことも多い。

コンピュータ関連や通信関連では、まずは規格・基準ありきの製品である。いま流通している諸製品に何らかの基準・規格を満たしていないトリッキーな製品を見つけることは難しいだろう。よって、製品は並列化しやすくなる。これがコモディティ化する要因のひとつである。

一方の労働者はどうだろうか。一見してコモディティ化されるところはなさそうだが、資格が必要となる労働だ。そして、希少性のない労働市場においてコモディティ化が顕著だ。

医師・弁護士等は希少性が高いため、コモディティ化とはいえない。


例えば介護士。「この資格がなければ、この仕事ができない」という環境でなく、「この資格は、この仕事の範囲」というのが介護市場の現状ではなかろうか。資格を持っているということが、資格ホルダー達の質を均一化してしまう。つまり、差別化を阻害してしまう。

よって、横並びの中では(熟練度は考えないとする)、当然給与が低いことが使用者側の採用インセンティブは高まる。よって、低賃金化が起こる。


資格で働く範囲が限られてしまうような業界、かつその相場水準が公開されやすい業界では、コモディティ化は加速する。



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