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その道の理論を学ぶ Archive

2009衆議院議員選挙でみる「デュヴェルジェの法則」

デュヴェルジェの法則というのは、各選挙区ごとにM人を選出する場合、候補者数が次第に各選挙区ごとにM+1人に収束していく、という法則。

つま各選挙区ごとに1人を選出する選挙の場合、候補者が2人になっていくよ!という法則です。


今回の衆議院選挙に当てはめると、480議席のうち、民主党が308議席で自民党が119席、 民主党と自民党だけでなんと約90%を占めています。厳密にはデュヴェルジェの法則では、候補者が収束していくという法則ですが、現実には当選者がM+1に収束すると読み替えれば完全に当てはまってますね。つまり、必然的に二大政党になるということです。それ以外の候補者にとっては当選することは非常に厳しいということ。

それはどういうことかというと、

まず有権者にとって、誰がその選挙区で当選するかどうかがある程度分かっているとします。(だいたい予想はつくでしょう)

で、その候補者をAとして、Aを支持するならAに投票すればそのまま当選。

しかし、その候補者を支持していない場合はどうなるか?

案1.勝ち目は全くないけど、自分が好きな候補者Bに投票する

案2.2番人気の候補者Cに投票する

ここで、有権者が案2を選ぶということは、死票となるだけで自分の投票は無駄になってしまいまう。

そこで、案2を選択することで支持していない候補者Aを落選させることができる可能性がある。つまり、二番人気に投票して嫌いな一番人気を落選させる行動をとるわけです。


つまり、

A.好きだけど結局は落選するから投票しないという心理(候補者Bへの心理)

B.どうせ当確だから投票しない、したくないという心理(候補者Aへの心理)

の両方が同時に働けば、デュヴェルジェの法則が成り立つわけです。



今回の衆議院議員選挙では、まさにこの心理が起こったわけです。

自民党の愚策にうんざりした国民は、自民党政権続投だけは避けたいから当選させたくない。とはいっても、社民党やみんなの党に投票しても過半数の票は集まらないだろう。だったら、次善の策で民主党かな?で民主党に投票。

これが今回の選挙結果に表れていたわけです。


結果は民主党圧勝で終わった衆議院選挙、マニフェスト読み直そう。








ついに障害学と経済学の融合:総合社会科学としての社会・経済における障害の研究

一見すると、「障害学」と「経済学」は最も遠い存在に見えますが、東京大学で融合しました。

プロジェクトの目的は、

障害学に経済学的な視点・分析手法を導入することで、社会・経済における障害を総合的に研究する新分野を拓くことを目的とする

とあります。

特にゲーム理論という理論を用いて、社会的障害を分析しよりよい社会を模索するというプロジェクトでしょうか。

経済学が障害学に歩み寄ったのか、その逆なのかそれとも歩調は一緒なのか、これからの研究が楽しみですが、

いずれにせよ、このような横断的な学際的な研究は大好きです。

東京大学が日本の最高学府である所以でもあると思います。

本プロジェクトのトップはゲーム理論の権威の東京大学松井教授です。

影ながら研究成果を楽しみにしております。

マクロ経済学を学んだ人なら知っている ルーカス批判

マクロ経済学を学んだ人なら一度は聞いたことがある、「ルーカス批判」。私もひっさびさに目にして、なんだったっけ?と思い出したので調べてみました。

辞書的な意味では、「1976年に公刊された論文”Econometric policy evaluation: a critique”で行った、それまでの伝統的なマクロ経済学における政策評価方法に対する批判」だそうです。つまり、

「現在の政策変更は将来の政策に関する人々の期待に影響を与える結果、人々の行動も変える可能性があるので、過去のデータに基づいて推計された行動を不変なものと仮定して政策評価を行うことはできない」ということ。
言いたかったのは、「人々の期待」というものを無視した政策変更は意味が無いという批判→それに気づいた経済学者はミクロ的基礎を持ったモデルを用いたマクロ経済分析へ。

つまりミクロ経済学がスポットをあてる経済主体それぞれのインセンティブに基づいた最適化行動を無視したら、マクロ経済政策もうまくいかないよ!

という認識でよいのかな?

ミクロ経済学的な基礎付けができれば、効用関数や社会厚生が計れるようになったののか。

【その他 なるほどメモ】

ルーカス批判とは、
マクロ計量モデルで不変と仮定されている構造パラメーターは、民間部門が政策の変化に応じて変わり得るため、そうした計量モデルを用いて行われる経済政策には問題があるとい批判。

ロジカルシンキングで最も大切な考え方MECEとは?

ロジカルシンキングで必要な思考って、いろいろあるんだと思います。でも、最初に納得したのがMECEという考え方でした。そして一番有用だと思ったのもMECE(ミッシーとかミーシーとか読む)でした。

MECEとは、

MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)

ということで、要は「各事柄間に重なりがなく、全体として漏れがない」という意味です。


例をあげれば「人間」を「男性」「女性」というように考えるとMECEとなります。(そうじゃないという事もありますが!?)

また、国内旅行を 「日帰り旅行」「宿泊旅行」「京都旅行」にわけると、重複するのでMECEではありません。

作業工程などを、時間軸分類するときなどは、MECEの考え方は非常に重要だと思います。

何かの作業マニュアルや、説明書なんかはMECEになってるのでしょうね。

携帯電話の説明書なんかは、今は20%くらいの人しか読んでいないそうですが、よく読むと「漏れなく全てを網羅」しているのに気づきます。

まさにMECEだなと、思いました。

MECEの語句最初に使い始めたと言われるのは、外資系コンサルティングファームのマッキンゼーです。

外見ではわからない日本人とフランス人の決定的な差異

数字の数え方について、

91という数字を日本人は、「きゅうじゅういち」と読みます。

9×10+1

これは、このような計算が暗黙のうちになされているということです。

しかし、海外の言語が違います。

91という数字をドイツ人は、「einundneunzig」と読みます。これは、

1+9×10

このような数字の意味です。計算は複雑ではないにしろ、ちょっと手ごわい・・。

では、フランス人はどんな計算をしているかといえば、「quatre-vingt-onze」

4×20+11

このような計算を暗黙のうちにしています。

まぁ、実際に頭の中で計算していることは無いと思いますが複雑ですね。

この計算処理方法と数字への置き換えは、きっと「日本人は数学苦手」という意識につながっているのかと思います。

91を、どう分解して、どうまとめるか。例えば、

1+(1/2+4)×20

これだって、91です。

このような計算を暗黙においている言語があるわけないと思いますが、あるんです・・。

デンマークです。

数学者が、欧米に多い理由は、こんなところに潜んでいるのかもしれません。

日本人は数学が苦手というより、意識していないんだから無理なんだって話かもしれません・・。

言語はコミュニケーションですから、スムーズに疎通ができることが重要ですが、そのバックグラウンドにこれだけの差があれば、

そりゃー数学者も生まれないのかな?と思います。

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