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【書評】愛と欲望のコスメ戦争 新潮新書
Post DATE: 2008/03/19
価格:¥ 714
発売日:2005-03

化粧品のマーケティングに関わる人の入門書に

男が読んだ感想

隙間をついた切り口

化粧品業界志望者向け
市場規模は2兆円程度、41兆円の自動車市場、25兆円の外食市場、10兆円のアパレル市場と比べれば数字的には見劣りがするが、そこで繰り広げられる
・・(中省略)・・市場の成長は横ばいとはいえ、これはむしろ化粧品が不況に強い商品であることを示す。
日本書紀に書かれる時代では、白粉(おしろい)が美白の全てだった。それ以降口紅が化粧品の代名詞だった。しかし今では「目力(めぢから)」へと
シフトしているそうです。そんな男性にはよく分からなかった化粧品について知りたくて読みました。
莫大な広告宣伝費で消費者を魅了する化粧品業界の裏側を、歴史的経緯と共に綴った作品です。
化粧品業界では、パッケージや化粧品自体を作る企業は黒子としてメーカーとは別に存在しているようで、OEM提供している。
それは、鉛筆メーカーがマスカラを作っていたり、結構驚きがありました。
またまた、美白美白と言って拡大を続けてきたメーカーは、夏に売れない化粧品をどのように売上を伸ばすかと考えた結果、
夏は小麦色に焼こう!と、小麦色の化粧品を「広告」して、それに消費者はうんまくのってきたと・・。
全体的に「販売」「戦略」「ビジネスモデル」というよりも、化粧品自体が分かる本です。
広告戦略も若干言及していますが、一社の戦略よりも時代がそうだったと、そういう視点で化粧品業界が描かれています。

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