- 2008-04-04
- 書評
巷にあふれる「初めての・・・」「初めてでもわかる・・・」「文系の・・・」というたぐいの初心者向け統計学本ですが、
今まで読んだ中でも群を抜いて分かりやすかったです。
当然統計学なので、数式の羅列はありますが、それを平易な日本語として訳してくれているので「数式の意味」が分かります。
練習問題もこれでもか、といわんばかりに豊富でその解答もしっかりとついています。
1章あたり10個くらい練習問題がついているので、 1章読み終わる度に知識が増えているのがわかります。
分散・標準偏差・検定・回帰分析から正規分布まで統計学で取り扱うトピックスは網羅されています。
ページ数が多いので滅入ってしまい、なかなか買ったまま放置していましたが、いざ読み出すと止まりません。
そもそも「統計を勉強するにあたっては、ある程度の概算をつかむ」ということが重要だと著者は言っています。
概算で、パッと見て平均がこの辺だろうと、計算なしで推定して、そのあと分散・標準偏差などを計算すべきだと。
確かに、仕事でも桁数が間違わなければある程度の誤差があっても影響は少ないことも多々あります。
統計に出会い、統計がどう役立つか、データが100個あるとき、どんな統計の公式を使えばいいのか、そういう実践に役立つ本でした。
とはいえ、練習問題は全部解き終わってません・・・。文章も分かりやすいので、ドンドン読んでしまいました・・。
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